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誰も知らないやり方で

音楽とか映画とか本とか社会とかを考察してみるブログ。コメントはブクマでお願いしまスゥゥゥ

【映画】アバウト・タイム 愛おしい時間について【タイムリープ】

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時間を行ったり来たりするため、けっこう複雑な話ではあるのだが、テンポがよく、非常に見やすい。

監督がミスタービーンの脚本家でもあるためか、ギャグの入れ方も上手い。

登場人物が全員微妙に変人というのも楽しく、妹のキットカットと老人ボケの叔父さんがとくに面白い。

 

こういう超能力ものって、セコイことに能力を使ってる間が楽しい。

『クロニクル』や『AKIRA』のように、超能力が大規模になってくると途端につまらなくなる。

その点、『アバウト・タイム』主人公の能力の使い方は些細なもので、基本的には「善行のために能力を使っている」というのも良い(そこが物足りない部分でもあるが)。

 

ティムがヘタレキャラなのに弁護士だったりコミュ力が高かったり善人だったりするのは一見不思議に見えるが、そこはまぁ父親がやり直し能力で上手く教育したのだろう。

「父もまた能力者である」というのが、物語に無限の解釈を持たせている。

 

というわけでかなり出来の良い映画なのだが、話が善良すぎる点、趣旨をナレーションで語りすぎている点が気になったので、名作とまではいかなかった。

結末にもうひとひねりあれば、というところ。

 

2013年 アメリカ 124分

【評価】65点

【原題】About Time

【監督】リチャード・カーティス