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誰も知らないやり方で

音楽とか映画とか本とか社会とかを考察してみるブログ。コメントはブクマでお願いしまスゥゥゥ

【映画】リトル・ミス・サンシャイン【ポール・ダノ】

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この映画はかなり女性向けであると思う。

ジャンキーで色ボケの祖父、理屈馬鹿の父、ホモの叔父、コミュ障の息子、という問題のある男たちに対して、妻と娘にはさしあたり欠点はない(娘はミスコン体型じゃないってだけで悪い子ではない)。

 

大まかに言えば「女性を振り回している馬鹿な男たちが、バスで旅している間になんとなく絆されて改心し、女性を立てるようになる」という話なのだ。

家庭や仕事で疲れている女性が観たら、さぞかし気持ちがよくなるだろう。

 

だが男の私から観ると、さしたる面白エピソードがないため(強いて言えば例の本の件か)、なんか印象が薄いのである。

「稀代のいじめられっ子役者ポール・ダノがついに声を発するシーンも、実に淡白。

散々前フリしておいて、その程度で片付けられても・・・

映画としての全体的なルックが悪くないだけに、物足りなさを強く感じる。

 

なんか辛いことがあっても、「家族が結束すれば全ての問題は氷解する」という展開はホームドラマだから仕方ないのだが、家族外の人間まで同時に絆されてしまうのは無理なかろうか?

ラストのセクシーダンスも、ローティーンアイドルに寛大な日本の基準からすると、特別に不謹慎なわけでもない。

曲はせめてMCハマーの方をかけてほしかった。

 

2006年 アメリカ 100分

【評価】50点

【原題】Little Miss Sunshine

【監督】ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス