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音楽はリズムで聴かなければ意味がない

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音楽ジャーナリスト宇野維正さんのツイートに「日本人は『音楽好き』は少ないけど『歌好き』が多いという国民性なんですよね…」というのがありまして、私が日本のリスナーに対して抱いている違和感と同じだなと思った。

 

オリコンチャートを見ればわかるように、JーPOPって基本的に「歌とメロディ」の音楽なんですよ。

音楽好きは「リズムと演奏」を聴いてるわけなんですが、歌好きは歌だけ聴いてるんだよなぁ。

のど自慢とか、カラオケとか、そういう歌に焦点を絞ったものが根付いているのはその証拠。

ものにもよるけどJ-POPのマスタリングは歌が前面に出てきて、ベースが聞き取り難い。

リズムも単調そのものだし。

 

先日ラジオで「爆笑問題が選ぶベスト50曲」を聞いたんだけど、典型的な「歌だけ聴いてる奴」の選曲でうんざりした。

 

ビートルズを「ジョンとポールのバンド」と捉えていたら、彼らの真価には辿り着けない。

ビートルズリンゴ・スターでもってるバンなのである。

ビートルズ最大の天才はリンゴ・スターであり、他のバンドがビートルズほどに影響力を持てなかったのはリンゴ不在だったからである(断言)。

それぐらいリンゴ・スターの作るリズムはエグい。

 

JB、マイルス、スライ、トーキング・ヘッズZappジョージ・クリントン細野晴臣山下達郎などを聴き込むとリズムのなんたるかは大体わかってくると思うんだけど、そこまでの知的好奇心がないから延々と「歌だけ」聴いてるんだろうなぁ。

 

The Beatles - 『Rain』

この曲調でこのドラム叩ける奴が他にいるか?(ベースも然り)