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真野恵里菜から連想したアイドルソングのこと

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宇多丸師匠の『マイライフマイゲーム』というゲーム番組で真野恵里菜が出演していた。

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ 第11回 真野恵里菜

私の記憶では真野はハロプロの末妹的なポジションで「ありえないレベルの清純派」をやらされていたアイドルだったはず。

最近では園子温に見染められ、下ネタ全開で女優業に専念しているとか。

星野源の「逃げ恥」にも出演していた(サケロック時代しか知らないから星野源って細野晴臣フォロワーのさえない兄ちゃんって印象だったのだが、いつの間にか天下取ってたね)。

 

松浦亜弥の「私は本当はこれぐらい歌が上手いアーティストだけど芸能界がどういうものかわかっているからしっかりアイドルもやってあげますからね~」というような達観しすぎてどん詰まったプロフェッショナリズムとは違い、真野には「ああこの娘はたぶん本当に牧歌的で良い娘なんだろうなぁ」という余白があり、一部のドルヲタから熱烈に支持されていた。

 

音楽はつんくではなくKANが担当していた。

KANは世間的に『愛は勝つ』の一発屋として認識されているが、J-POP愛好家の中では卓越したソングライターとして認識されているらしく、業界内信奉者も意外と多い。

ミスチルの桜井やaikoも熱烈なKANのファンであるという。

KANの提供曲を聴くとたしかにウェルメイドな職業作家的曲作りで悪くないと思う(小型槇原敬之といった感じ)。

最高傑作は今井美樹に提供した『雨にキッスの花束を』(YAWARAの主題歌)。

いやー名曲ですね、バックトラックがチープでもうちょっとどうにかならんのかと思うけど。

 

で、真野ちゃんの曲だと『世界はサマーパーティー』が一番好き。

言うまでもないが、この曲の元ネタはSupremesの『You Can't Hurry Love(恋はあせらず)』

この手のリズムは俗に「モータウンサウンド」と言われており、枚挙に暇がないほどたくさんのオマージュ曲がある。

例えばサザンの『太陽は罪な奴』、佐野元春の『juju(セルフカバー版)』、イギー・ポップの『Lust For Life』、斉藤和義の『歩いて帰ろう』など。

 

そんでこの手の曲の最高傑作は広末涼子の『majiでkoiする5秒前』 で間違いない(断言)。

何しろ作詞作曲が竹内まりや、ストリングスが服部隆之ですよ?

服部隆之小沢健二の『LIFE』のストリングスを担当していたと説明したら、耳のついている人ならいかにヤバいかわかってくれると思う。

広末涼子 - 『MajiでKoiする5秒前

稀代の名曲です。

でもこの曲が未だに話題になるのは『MajiでKoiする5秒前』という珍タイトルにあると思うんだよな。

こんなアイドル然としたタイトルの曲を「アイドルが嫌で嫌でしょうがなかった。だから山下達郎と結婚した」と吐露している竹内まりやが作っているという事実。

アイドル時代が黒歴史だから逆に観察眼が肥えてしまい、こんなアイドルソングがかけてしまったのだろうか(憶測)。

竹内まりや山下達郎に関しては長くなりそうなのでいずれまた。

 

真野ちゃんのゲーム歴に関しては、普通のゲーオタ女って感じでした。

FFとか牧場物語とか乙女ゲーをやってるそうでべつに普通だと思うんだけど、デビュー当時はゲーマーであることを隠さなくてはならんかったらしく(イメージ戦略のため)、アイドル稼業は大変なんだなぁと。

あと後藤真希はモンハンのやりすぎで深い闇を感じる・・・

 

↓これワロタ