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晋平太 VS R指定は往年の技巧戦だった【フリースタイルダンジョン】

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※前回までのあらすじ

晋平太に対して言いたいことが山のようにあったサイプレス上野、MC漢、パブロと違い、最初から晋平太の理解者として出てきたR指定

付き合いも長く、お互いとくに言う事もないので、当然のように関節を決め合う技巧戦となった。

KOPERU戦を見てわかるように、R-指定は身内相手にあまりガツガツいけない性分のようで、熱いながらも試合内容はクリーンそのもの。

 

呂布カルマが「晋平太やR指定のように韻のはずみでしょうもない事言う奴がバトルをつまらなくした(大意)」という主張をしているが(バトル上での発言だから真に受けんな)、私は韻のはずみでしか出てこないような無理やりワードが好きなんですよ。

Rの「ひきわり納豆⇒右ラリアット」、「俺に勝つまでやってみる?⇒ タスマニアデビル?」、「半信半疑⇒ハンプティダンプティ」辺りがすっごい好きで。

「うわ~無理あんな~」って感じがたまらんのですよ。

ゾックゾクする。

だから個人的にはネタ肯定派。

 

一番笑ったのはチプルソが晋平太戦で言った「お前のラップは本末転倒、ただ暑苦しいとんかつ弁当!」

普通、人を弁当に例えたりしないじゃん。

しかもとんかつ弁当を「暑苦しい」とか言わないし。

韻のはずみでしか出てこないワードなわけで、語彙が豊富すぎると逆に貧弱に見えてしまうという矛盾が最高。

バトラーで言えば、やっぱチプルソが一番好きだなぁ。

 

今回の試合内容としては、先攻のR指定押韻、掛詞、ネームドロップを多用してスキル勝負を挑み、後攻の晋平太が韻を踏み返しつつ話を作っていくという展開で、想定内ながらも充分面白かったです。

メインイベント前の「豪華な箸休め」みたいで、こういうのも良い。

 

いとうせいこうの語った「晋平太は話作りが上手い、なんか寂しそうまるでキリストというラインも決まってた」という評が的確。

せいこうさんのジャッジは概ね毎回納得できる。

元々両者の実力が拮抗していた上に、R指定はバトル現役ではなくセミリタイア状態だったわけで、しかも毎回後攻を取れるんだから順当にペータの勝ちかなと。

 

しかしまぁあれだけ荒れまくった試合を三つも続けて、その後出てきたR指定に競り勝つ精神力、さすがはフリースタイルゴッドと言わざるを得ない。

この状況、48時間完全徹夜した後富士山登ってるみたいなもんだからな。

 

晋平太「俺が晋平太それがわかるか?」

はい、わかりました、あんたスゲェよ。

さぁ次回はいよいよ般若登場だ!