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ラーメン屋で遭遇した謎コラム

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これは偏見だと前置きした上で書くけど、私は食に対して異常にこだわりの強い人に対して、「卑しい」という印象を持っている。

大体金持ちか育ちの悪い人が食べ物に執着する。

中間層の人は、まぁそれなりにこだわる人はこだわるという印象。

私は食に対して関心が薄い、重要なのは栄養素と腹持ちだと考えている(そりゃ美味しいほうがいいけどさ)。

昨今の漫画やドラマに「飯もの」が氾濫しているのは、日本が貧しくなってきたことの証左なんじゃないのと勘ぐっている。

 

代々金持ちみたいな人が食べ物を吟味するのはべつにいいのだが、職場のガッハッハ親父は育ちの悪い方の人で、彼のグルメ話を聞かされるのが嫌。

聞いてるだけで疲れる。

グルメ情報を熱心にかき集めて有名店を食べ歩いているのだが、その人は基本的なテーブルマナーが出来ていないから、まずそこから見直すべき。

太りすぎなのもダメ、意地汚く見える。

 

よくネタになるラーメン屋の特殊さについて。

やはり独特の文化とかルールがあるようだ。

鹿野淳の「高菜、食べてしまったんですか!?」とかhabomaijiroさんの二郎に対する熱いこだわりとかはネタとして面白いし、ガチンコラーメン道的な「たかがラーメンに何でそんなにこだわっとんねん」というようなエクストリーム感は嫌いではない。

 

高菜コピペほどではないが、私も数年前、妙なラーメン屋に遭遇したことがある。

某オフィス街にある店なんだけど、店内に妙なノリのイラスト(やけに細長い河童の絵が書いてあり、つまらない大喜利の回答みたいな吹き出しが添えてある)が張り付けらており、メニューの横にデカデカと店長のコラムが置いてある。

この店長コラム、メニューよりも大きいし分厚い。

この自己顕示欲、なんか嫌な予感・・・

 

店長コラムを読んでみると、若者に対する熱いダメだしが書いてあった。

「若者が修行させてくださいと駆け込んでくるのだが、あいつらはちょっと働いただけでポルシェが買えると思っているからダメだ。ゆとり世代は根性がない。すぐに逃げやがった」というような内容なのだが、少し働いただけで外車が買えると思ってるような奴が実在するとしたらそれはヤバい奴だし、ゆとり世代の客も来るだろうから、そんなコラムを店に展示するのはどうかと。

 

そんで他のコラムを読んでみると、当時放送していた「どっちの料理ショー」の「ラーメン巌流島」というコーナーに対する批判が書いてあった。

「ラーメンとは定価で客に出すものであり。金に糸目をつけず、高級な特選素材を駆使して作ったラーメンなんぞラーメンではない。あとカップラーメンもラーメンとは言えないが、あれは企業努力の賜物だから美味い」

というような内容であり、これは同業者ならではの視点だから一理あると思った。

 

こんな意識の高いコラムを書く男が作るラーメン、一体どんなものかと食べてみたら・・・

うーん、まぁ、めっちゃ普通

正確に言えば中の下ぐらい。

これがおもいっきり不味かったら笑えるのだが、それほど酷くもなく、かといって美味くもないっていう。

釈然としない気持ちで店を後にした。

 

その店は今でも繁盛しているようだ。

オフィス街のど真ん中だからなぁ。

立地に恵まれているため、潰れはしないのだろう。

ラーメンはどうでもいいけど、あのコラムだけは定期的に読みたいような気がする。